確実に感染リスクを抑える換気 - 換気(ACH)・CO2濃度と感染リスク 投稿公開日:2022年5月22日 コントロールされた換気でCO2濃度を低く抑えることは、室内のウイルス濃度を低く抑えることを意味し、確実に感染リスクを低く抑えます。ACH(時間あたり換気回数)が多ければ多いほど、すばやく感染リスクをさげることができます。 シーラスメディカルでは、数値で確実にリスクを下げる感染症対策をお勧めしています。 CO2濃度とウイルス感染症対策の関係 CO2濃度が高い =感染リスクが高い 換気が不十分な室内では、時間と共に人の呼吸でCO2濃度が高くなります。 もし同じ室内に感染者がいた場合、CO2濃度の上昇と同じように室内に放出されたウイルス量も増え続け、室内のウイルス濃度が高くなります。 このため、CO2濃度をチェックすることで感染リスクを判断することができます。 確実に感染リスクをさげる換気 ACH(換気回数)が多い =感染リスクが低い もっとも重要なことは、「換気をした」という行為ではなく、「実際に部屋の空気がすべて入れ替わった=換気された」という事実です。 部屋の空気すべてが入れ替わって、はじめて「ACH=1(換気回数=1回)」です。 1時間あたりの換気回数が多ければ多いほど、素早く感染リスクをさげることができます。 ※ACH:Air Change per Hour=1時間あたりに部屋の空気全量が入れ替わった回数。 CO2モニター設置時に気をつけるべきポイント CO2モニターは 複数台設置 CO2センサーは、センサーがある場所1点のピンポイントのCO2濃度しか測れません。また、室内のCO2濃度は場所によって異なり、均一ではありません。 このため、CO2モニター1台だけでは室内全体のCO2濃度=感染リスクの状況を測ることができません。 特に入口近く(受付やレジ周りなど)にCO2モニターを置いた場合、人の出入りでドアが開放されるためCO2濃度は低くなります。 室内全体の状況を把握するためには、CO2モニターを複数台設置することを強くオススメします。 [空気の状態を計る指標「陰圧・換気・CO2濃度」の基礎知識]https://www.cirrusmedical.net/about-air-quality/[シーラスメディカル製品情報]https://www.cirrusmedical.net/products/ おすすめ 第37回日本環境感染学会総会・学術集会(開催地:横浜市)に出展いたします。 2022年5月19日 大分市にNDIR方式CO2モニターを寄贈いたしました。 2021年11月25日 バラクーダネットワークスとコラボレーション 2020年6月16日